略歴
1926 |
6月23日、イタリア、モルチアーノ・ディ・ロマーニャで生まれる | |
1950 | ボローニャ大学経済学部卒業後、ペーザロ市の土木工学部で働く。舞台デザインに興味を持つ | |
1956 | 初めてパリへ | |
1959 | アメリカに留学。サンフランシスコ、ニューヨークでイタリア芸術家展を組織 | |
1960 | グループ「コンティヌイタ」をペリリ、ノベッリ、トルカート、ドラッツィオらと結成。イタリアにおける抽象芸術の運動として重要な活動を行う | |
1963 | サンパウロ・ビエンナーレで国際彫刻賞受賞 | |
1964 | 第32回ヴェネツィア・ビエンナーレ展でイタリア彫刻賞受賞 | |
1967 | モントリオール万国博覧会で、イタリア館の屋根の上に「大きな球体」を置く。(後にローマの外務省前に設置) | |
1968 | カリフォルニア大学バークレー校で教える | |
1970 | アメリカで巡回回顧展 | |
1971 | ボローニャ市が、ヴェルディ広場の歴史的な一角のために数点の作品を購入。モデナ市がレジスタンスのパルティザン記念作品を発注 | |
1976 | パリ市近代美術館で回顧展 | |
1979 | ミルズ・カレッジ(カリフォルニア州オークランド)の招きにより5年間米国で教鞭をとる。ルガノの銀行の依頼で新社屋入口広場に直径250cmの「Sfera con Sfera」(球体のある球体)を制作(若い頃の重要作品を拡大したもの) | |
1981 | ヘンリー・ムーア大賞(箱根・彫刻の森美術館)受賞 | |
1982 |
ロッシーニ「セミラミド」の舞台装置と衣装を担当 | |
1984 | モルシアーノ氏のための「Colpo d' Ala」が完成 | |
1987 | 野外彫刻を集めた「モンテカルロ 彫刻 87」に出展 | |
1988 | シエナで「オイディプス王」(ストラビンスキー)の舞台装置と衣装デザインを担当 | |
1989 | 「クレオパトラの情熱」(エジプト詩人、アーマード・ショーキ作)の舞台、衣装デザインを担当。三洋証券トレーディングセンターで「太陽のジャイロスコープ」を初公開 | |
1990 | 高松宮殿下記念世界文化賞・彫刻部門受賞 | |
1991 | 球体をもった球体」を制作。96年にニューヨーク国連本部前広場に設置 | |
1994 | 箱根・彫刻の森美術館で個展 | |
1998 | シチリア、チェファルのノルマン聖堂の扉制作を依嘱される | |
主な作品 | 1962 球体 1964 旅人の柱/大きな壁画(コローニュ・ポピュラー大学) 1967 大きな球体(ニューヨーク) 1969 円形の大きな建造物 1972 大きな円盤(ミラノ) 1975 大きなプレート円柱(ミラノ) 1978 大きな壁(東京) 1979 トライアード(ニューヨーク) 1980 球体をもった球体(箱根・彫刻の森美術館)(1990、ヴァチカン美術館) 1983 アマリエハーヴェンのための噴水(コペンハーゲン)/ミス・フォームズ(ブリスバン) 1984 翼の鼓動(ロサンゼルス) 1989 太陽のジャイロコープ(東京) 1990 さまよえる求道者(ダラス)/パピルス(ダルムシュタット) |