略歴
1925 |
3月26日、フランス、ロワール県モンブリゾンに生まれる | |
1944 | パリ国立音楽院でオリヴィエ・メシアンに和声と作曲を、ルネ・レイボヴィッツに十二音技法を学ぶ | |
1945 | 和声で最初の賞を受賞、パリ国立音楽院を卒業 | |
1946 |
ルノー・バロー劇団の音楽監督に就任 | |
1954-65 | プチ・マリーニ連続演奏会を設立、後にドメーヌ・ミュジカルと改称 | |
1959 | ジュドヴェスト財団とハインリッヒ・ストローベルの招聘でバーデン・バーデンに居を移す | |
1962-63 | ハーバード大学の客員教授 | |
1963 | ストラヴィンスキー作曲「春の祭典」をナショナル・オーケストラで指揮。ベルグ作曲「ヴォツェック」をフランスで初演指揮。メシアン作曲「セプト・アイカイ」の初演指揮(ドメーヌ・ミュジカル、パリ) | |
1966 | ヴィーラント・ワーグナーの招聘でバイロイト音楽祭「パルシファル」を指揮。日本でバイロイト歌劇団「トリスタンとイゾルデ」を指揮 | |
1967 | クリーブランド管弦楽団の最初の指揮者に就任 | |
1969 | シェーンベルグ作曲「ペリアスとメリザンド」を監督(コペント・ガーデン) | |
1970 | バイロイトで「パルシファル」を指揮、録音 | |
1971-75 | ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督 | |
1972 | IRCAM(音響・音楽の探究と調整の研究所、ポンピドー・センターの4部門の1つ)を設立(1976監督就任、1977オープン) | |
1976 | アンサンブル・アンテコンテンポラン(EIC)を設立。コレージュ・デ・フランス教授就任 | |
1976-80 | バイロイトの「指輪」百年祭を記念して四部劇を四部指揮(パトリス・シェロー演出) | |
1977 | シェーンベルグ作曲「エルバートゥング」を録音(ロンドン) | |
1979- | アルバン・ベルグ作曲「ルル」全曲を世界で初めて指揮(オペラ座、パリ) | |
1981 | ドナウエシンゲンで音楽祭。パリのオートンヌ・フェスティバルで広範なブーレーズ回顧展開催 | |
1988 | アビニョン音楽祭で脚光を浴びる | |
1989 | BBC交響楽団がブーレーズ祭を開催(ロンドン)。高松宮殿下記念世界文化賞・音楽部門受賞 | |
2016 | 1月5日、ドイツ、バーデンバーデンにて逝去 | |
主な作品 | 1954 主のない槌(アルト、6つの楽器) 1960-62 プリ・スロン・プリ-マラルメの5つの肖像(ソナタ、オーケストラのための決定版)①贈物 ②マラルメによる即興第1 ③マラルメによる即興第2 ④マラルメによる即興第3 ⑤トンボー 1965 輝き(15の楽器) 1965-70 輝き/倍像(オーケストラ) 1973-75 メモリアル・マデル追悼のための儀式(8つの群に分けられたオーケストラ) 1980 ノタシオン第1 1981-86 レポン(6人の独奏者、アンサンブル、電子音響装置) 1984 デリーブ(アンサンブル) 1985 ダイアローグ・ド・ロンブル・ドゥブル(クラリネット、バンド) |