略歴
1921 |
1月1日、南仏、マルセイユに生まれる 父親はイタリア出身の樽作りの職人 |
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1935-43 | マルセイユ美術学校 | |
1943-50 | パリ国立美術学校 | |
1947 | モンペリエで製陶工の職業訓練を受ける | |
1952 | 友人の工場やガレージで屑哲の溶接による作品を制作 | |
1954 | 初個展“アマルガム(屑鉄の動物)”の「魚」でボザールのコラボ賞受賞 | |
1956 | ピカソに出会う。サロン・ド・メ(パリ)に初めて出品 | |
1959、64、 68 | カッセルのドクメンタⅡ、Ⅲ、Ⅳに出品 | |
1960 | サロン・ド・メに自動車の「圧縮」3点を出品 ピエール・レスタニーが設立したヌーヴォー・レアリストに参加 |
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1965 | パリ、クロード・ベルナール画廊の「手」展に最初の“型取り”作品「親指」を出品。第8回国際ビエンナーレ展(東京)に出品 | |
1967 | ポリウレタンの“膨張”に着手、サロン・ド・メに展示する ミュンヘン、サンパウロ、リオ・デ・ジャネイロなどで“膨張”を公開制作する |
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1968 | ロンドン、ブリュッセル、ローマ、パリ等で“膨張”を公開制作 | |
1970-86 | パリ国立美術学校のアトリエ主任教授 | |
1971 | 最初のプレクシガラスの圧縮、宝石の圧縮を制作 | |
1972 | 自分の顔を型にした“マスク”シリーズの制作に取り組む | |
1976 | 布、紙、ボール紙などを素材にした圧縮による壁を制作。1976最初のヨーロッパ巡回回顧展(ジュネーブ、グルノーブル、ロッテルダム、パリ) | |
1982 | 東京で「Tokyo・圧縮」、「イエス・コーク」を、サウジアラビアのジェッダでモニュメント制作する。東京、西武美術館と倉敷、大原美術館、ベルギー、リエージュ近代美術館でそれぞれ回顧展 | |
1986 | パリ市立近代美術館で個展 | |
1987 | ニューヨーク、グッゲンハイム美術館で回顧展 | |
1988 | パリ、ポンピドゥーセンターで回顧展 | |
1991 |
フランス国家功労賞を受ける | |
1993 | レジオン・ドヌール・オフィシエ章 故郷マルセイユで回顧展 |
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1995 |
ヴェネツィア・ビエンナーレで巨大圧縮作品“自動車の壁”を発表 | |
1996 | 高松宮殿下記念世界文化賞・彫刻部門受賞 東京、ギャラリーGANで個展 |
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1998 |
12月6日、パリの自宅で逝去 | |
主な作品 | 1969 モニュメント「拳」 (サン・シールの陸軍幼年学校) 1970 「マルセイユ帰還兵士の記念碑」 (高さ10mの三葉プロペラのブロンズ) 1983 「ケンタウロス」 (ピカソへのオマージュ) 1984 「エッフェルに捧ぐ」 (18m、ジュイ・アン・ジョザス、カルチェ財団の庭園) 1986 「未来の男」 (クラムシイ) 1988 「ザ・フライング・フレンチマン」 (香港文化センター、カルチェ財団) 「親指」 (6m、ソウル、オリンピック公園) 1993 「親指」 (12m、パリ、デファンス) |