略歴
1931 | 10月24日、旧ソ連タタール共和国のチストーポリに生まれる | |
1946-49 | カザン音楽学校でピアノを学ぶ | |
1949-54 | カザン音楽院でコーガンにピアノを師事、またレーマンに作曲を学ぶ | |
1954-59 | モスクワ音楽院でショスタコーヴィチのアシスタント、ニコライ・イヴァノヴィチ・ペイコの指導を受ける | |
1963-67 | ドキュメンタリー・フィルム・スタジオの作曲家をつとめる | |
1964-69 | オデッサのアート・フィルム・スタジオの作曲家をつとめる | |
1968- | アニメーションの作曲を手掛ける | |
1968- | モスクワのエレクトロニック・ミュージック・スタジオで働く | |
1970- | モスクワ・ソヴィエト・シアターの作曲家となる | |
1974 | ローマ国際作曲家コンクールで受賞 | |
1980 | ベルリンのフェスティバルで 「オフェルトリウム」 が演奏される | |
1985 | 初めて西側へ旅行を許される | |
1989 | クーセヴィッキー国際録音賞が 「オフェルトリウム」 のCDに対して贈られる。大阪、東京で彼女の曲だけで構成する演奏会開催のため初来日 | |
1990 | バヤン(アコーディオン)、チェロ、弦楽オーケストラのための 「七つの言葉」、「オフェルトリウム」 など主要作品が高橋悠治の指揮で演奏される | |
1991 | ベルリン芸術週間でサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルによって 「アレルヤ」 が初演される。ハイデルベルク女性芸術家賞、フランコ・アビアート賞 | |
1992 | ロシアを去り、ドイツに移住、ハンブルク近郊に居を定める 八ヶ岳高原音楽会でバイオリンとチェロのためのソナタ 「喜び」、アコーディオン 「深き淵より」 が演奏される |
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1994 | クーセヴィッキー国際録音賞 (交響曲「声・沈黙」) | |
1995 | 日本でグバイドゥーリナ・フェスティバル開催、「チェロ・ソロのための十の前奏曲」、「イン・クローチェ」、「リジョイス」 が演奏される | |
1996 | オーケストラ作品が日本で紹介される | |
1998 | 高松宮殿下記念世界文化賞・音楽部門受賞 | |
2000 | NHK交響楽団の依嘱作品、琴のための協奏曲 「イン・ザ・シャドウ・オブ・ザ・ツリー」 が初演される | |
主な作品 | 1957 「ピアノ5重奏曲」 1958 「シンフォニー」 1959 「ピアノ協奏曲」 1961 室内楽 「インテルメッツォ」 1962 ピアノ曲 「シャコンヌ」 1965 「ピアノソナタ」 1965 ハープ、コントラバス、打楽器のための 「5つのエチュード」 1968 カンタータ 「メンフィスの夜」 1969 カンタータ 「ルバイヤート」 1969-70 シンセサイザーとテープのための 「生きているもの - 生きていないもの」 1977 ハープシコードと打楽器のための音楽 1979 チェロとオルガンのための 「イン・クローチェ」 1981 「オフェルトリウム(奉献唱)」 1982 「チェロ・バヤン・弦楽合奏のための最後の7つの言葉」 1986 「声・沈黙」 (12楽章の交響曲) 1987 弦楽八重奏曲 「T.S.エリオットへのオマージュ」 1989 「プロ・エ・コントラ」 (オーケストラ) 「問われぬ答え」 (3つのオーケストラ) 1991 「時間の本より」 (リルケの詩による、チェロ、オーケストラ、 男声合唱、語り手のための曲) 1994 「弦楽4重奏曲第4番」 「タイトロープの上のダンサー」 1997 「ヴィオラ協奏曲」 「太陽の歌」 (合唱、チェロ、二つの打楽器のための) 1998 「二つの道」 (二つのヴィオラとオーケストラ) 2000 「イン・ザ・シャドウ・オブ・ザ・ツリー」 (琴のための協奏曲) |