略歴
1938 |
11月2日、カリフォルニア州、サンフランシスコに生まれる | |
1961-64 | イェール大学で美術を専攻、ヨゼフ・アルバースの教えを受ける。ロバート・ラウシェンバーグ、アド・ラインハルト、フランク・ステラらに出会う | |
1964-65 | イェール大学の奨学金を得てパリに住む。フィリップ・グラスに出会う | |
1965-66 | ギリシャ、トルコ、北アフリカに旅行。フィレンツェに1年間住み、ローマのラ・サリータ画廊で初個展 | |
1966-67 | ニューヨークに戻る。ゴムやネオンを使った一連の作品を制作。カール・アンドレ、エヴァ・ヘス、ジャスパー・ジョーンズ、ブルース・ナウマン、ロバート・スミッソンらに出会う | |
1968-69 | 溶かした鉛のシリーズを制作開始。鉛のシリーズをグッゲンハイム美術館に展示 | |
1968-70 | 鋏で切ったり、引き抜いた、切断のシリーズ | |
1968-71 | 巻いたり、重量をかけて立て掛けた鉛シリーズ | |
1969 | ニューヨーク、レオ・カステリ画廊で個展 | |
1970 | ジョーン・ジョナスと日本旅行、「東京ビエンナーレ」出品のため東京と京都で制作開始。12本のモミの木材(カリフォルニア州パサデナ美術館) | |
1972 | 「ドクメンタ5」(カッセル、ドイツ)に出品 | |
1976 | 「ドローイング・ナウ」(ニューヨーク近代美術館)に出品 | |
1977 | 西ドイツのティッセン製鋼所で70tの立方体Berlin Block for Charlie Chaplinを制作、79年にベルリン・ナショナル・ギャラリーの正面に設置 | |
1981 | マドリッドに巨大な都市彫刻を制作。ニューヨーク、フェデラル・プラザの巨大彫刻“傾いた弧”を完成。カイザーリンク賞受賞(旧西ドイツ、ゴスラル市、作品は同市に永久設置) | |
1983 | パリ、ポンピドー・センターで個展。パリ、チュイルリー公園に「クララ・クララ」設置。再来日、東京、アキラ・イケダ・ギャラリーで個展、鉄板を用いた 3点のインスタレーション | |
1985 |
カーネギー賞。米国芸術・文芸アカデミー会員 | |
1986 | ニューヨーク近代美術館で回顧展 | |
1988-90 | 大規模な版画展がヨーロッパを巡回 | |
1989 |
度重なる公聴会の結果“傾いた弧”の撤去が決まる | |
1990 | 「リチャード・セラ、ドローイングス1969-1990」刊行 | |
1991 | 芸術勲章(フランス)。ヴィルヘルム・レームブルック賞(デュイスブルク、 ドイツ) |
|
1994 | 高松宮殿下記念世界文化賞・彫刻部門受賞 | |
1999 | スペイン、ビルバオのグッゲンハイム美術館で回顧展 | |
主な作品 | 1972 「シフト」(キングシティ、カナダ) サイト・ポイト(アムステルダム美術館の庭) 1980 セント・ジョーンの「弧」(ニューヨーク) 1981 「傾いた弧」(フェデラルプラザ、ニューヨーク) 1987 「ベルリン・ジャンクション」 (マルティングロピウスバウ、ベルリン) 1990 「アファンガー」(ヴィディ島、レイキャヴィック、アイスランド) 1992 「ウエイト・アンド・メジャー」(テイト・ギャラリー、ロンドン) 1993 「グラヴィティ」(米国ホロコースト記念館、ワシントンDC) |