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「世界文化賞」国際顧問に岸田文雄元首相

2026.10.20

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 自民党の岸田文雄元首相が10月27日、「高松宮殿下記念世界文化賞」(公益財団法人 日本美術協会主催)の新たな国際顧問に就任することになりました。

 日本の国際顧問は、安倍晋三氏(元首相)が2021年9月から務めていましたが、2022年7月8日に逝去して以来、空席となっていました。岸田氏はその後任の国際顧問として、アジア推薦委員会を主宰し、受賞候補者の推薦を行います。
 中曽根康弘氏(元首相)、安倍晋三氏に続く3人目の日本の国際顧問となる岸田氏は、10月27日、オークラ東京(東京・虎ノ門)で開かれる第37回「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞者・国際顧問合同記者会見に登壇します。

岸田文雄氏の略歴
Fumio Kishida(1957年7月29日東京都渋谷区生まれ、69歳)

 1982年、早稲田大学法学部を卒業し、日本長期信用銀行に入行。1987年、衆議院議員であった父・岸田文武氏の秘書となり、1993年の衆議院議員総選挙で初当選。以来、広島県第1区選出の衆議院議員として国政に携わる。
 建設政務次官、文部科学副大臣、内閣府特命担当大臣などを歴任し、2012年、第2次安倍内閣で外務大臣に就任。約4年7ケ月にわたり、専任の外務大臣としては戦後最長となる在任期間を記録した。2017年には防衛大臣を兼務。自民党政務調査会長などを経て、2021年10月、第100代内閣総理大臣に就任した。

 首相在任中は「新しい資本主義」を掲げ、賃上げや成長投資を重視する経済政策を推進した。外交面では、日米同盟の強化、日韓関係の改善、ロシアによるウクライナ侵攻への対応などに取り組み、国際秩序の維持と国際協調に務めた。2023年には広島でG7サミットを主催し、被爆地・広島から核兵器のない世界を目指す「ヒロシマ・アクション・プラン」を国際社会に発信した。2024年10月に首相を退任。現在は、自民党日本成長戦略本部の本部長として、活動を続けている。

国際顧問

 岸田氏以外の国際顧問は、クリストファー・パッテン(英、前オックスフォード大学名誉総長)、クラウス=ディーター・レーマン(独、元ゲーテ・インスティトゥート総裁)、ヒラリー・ロダム・クリントン(米、元国務長官)、パオロ・ジェンティローニ(伊、元首相)、パトリシア・バルビゼ(仏、フランス大手企業協会会長)の各氏。各国際顧問の下に専門家からなる推薦委員会があり、毎年、受賞候補者を推薦します。受賞者の発表は、各国際顧問がそれぞれの国で行います。